私たちカップルは付き合って3年。4カ国をまたぎ、ケンカはするけれど一緒に仲良く過ごしてきました。
しかし先日、一緒に買い物をしていた時にこう言われました。
「君はつまらない。前はもっと楽しかったのに。」
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気付かないところですれ違っていたふたり
このように言われてしまったいきさつは、
私がショッピング中につまらなそうにジョンの後をついてきていたから、心配に思ったジョンが私にどうしたの?と尋ねてきました。
そこで私がう~んとあいまいな態度をとったところ、ジョンにこの言葉を言われました。
ジョンの言い分としては
- 昔はちさから意見や提案をしてきて、コミュニケーションがとれていた
- 1年ほど前から「ちさ」という個性がなくなってきて、意見を言わなくなってきた
- 何がしたいのか、したくないのかをはっきりと伝えて欲しい
ジョンからすると、つまらないのならつまらないと言って欲しいし、何かしたいことがあるのなら提案してほしい。
今回のことだけでなく、ちさは意見を言わない時があって、何を考えているのかわからないというのがジョンの言い分でした。
確かに私は前は意見をよく言っていました。このようになってしまったのにもいくつか理由があるのも自分でわかっていました。
私の言い分
- 何か意見をしても、うまく説明できないことからジョンがうっとうしそうな顔をする時があるので、何も言いたくなくなる
- 何も言わなくてもジョンに気持ちを分かってほしい
- 意見を言って揉めたくないので我慢するようになった
このようなこともあり、意見を言うことが面倒臭くなってしまった。静かにしている方が楽だと感じるようになってしまいました。
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結局口に出さなければ伝わらない
私の言い分をジョンに伝えた上で、ジョンはこう言い放ちました。
「そのように感じているのであれば、それはカップルのあるべき姿ではない。ぼくはパートナーである「ちさ」がどう感じているのか、どう思っているのかを知りたい。」
黙っているだけでは分からない、私が何を思っているのかを知りたいからこそ意見を言って欲しいということです。
正直、私にとってはいちいち何を思っているか言わなきゃいけないの?言わなくてもわかってよ!という気持ちでした。ほとんどの女の子にとっても、彼氏やパートナーには何も伝えなくても気持ちをわかってもらいたいという想いはあるでしょう。
しかし、心を読める人なんていないのです。人はウソをつけます。心の中では悲しかったり、怒っていても表では平気なふりをすることができます。
それを見破れる人もいるでしょうが、カップルの間ではウソをつく必要はないと思うのです。自分が自分でいられるような相手こそがパートナーにふさわしいし、自分の気持ちを言えないような間柄では長続きできるのか不安です。
私たちカップルが付き合い始めのカップルのような間柄ではなく、何でも言い合える関係であるという事実を忘れていました。
国際恋愛の難しさ
一般的に日本では、自分の思っていることを伝えるということよりも、相手にくみ取ってもらうということが多いように思います。
揉めたくないから、何か意見があったとしても言わないという人も多いでしょう。
過去の私の記事
に通ずるところがありますが、日本人には意思表示をするのが苦手な人が多いように思います。
日本人同士であれば、お互いの気持ちをある程度くみ取って成り立っているところもありますが、国際恋愛となると事情が変わっていきます。
気持ちは口に出さなければわからない。
意見を言わない=何も考えていない、つまらないとなってしまうのです。
嬉しいことも、悲しいことも、怒っていることも、愛してるよなど、すべてを口に出さなければ伝わりません。
これは国際恋愛においてだけではなく、日本人同士の恋愛でも当てはまると思います。
いくら意思疎通のできる日本人同士であっても、実際に口に出して言ってもらえる方が信頼されている。と感じるものです。
信頼していない人に向かって本心を言う人なんていないですよね。
特に国際恋愛となると、私の考えていること、したいことなんてジョンが予想してくれることはありません。相手に希望を持つのではなく、お互いのために意見をはっきりというということを再度心がけようと思いました。
これからのわたしたち
私たちカップルの会話は英語ですが、私の英語力ではたまにすれ違いもあるし、言いたい事を言うのに時間がかかるし、ジョンに理解してもらえないときもあります。
ジョンには私からのお願いとして、「うまく説明できない時もあるけど辛抱強く聞いてほしい。」ということを頼みました。
私もジョンからのお願い、「黙らずに意見を言うこと。」を心がけようと思います。
不満や意見だけでなく、「愛してるよ、大好きだよ」というポジティブな意見もどんどん口に出していきたいです。
ジョンは今までずっと私に何でも正直に話してくれました。
私に対しての不満も、堂々と言ってくれたし、少し言われて傷つくこともありましたが、今思うとその意見のお陰で私は変わることができたし、私たちの関係も悪くなるどころか、いい方向に向かいました。
それなのに今回は私自身がジョンに対して正直になっていなかったと反省...
まとめ
国際恋愛をしている人の中には同じような悩みを持った人がいるかもしれません。
私たちの育ってきた環境に中では、あまり思ったことを口に出して言うということに慣れていない人が多く、国際恋愛につまづいてしまうかもしれません。
さらには言語の壁もあり、言いたい事を余計伝えられないかもしれません。
しかし本当に大切にしてくれてくれているのであれば、パートナーはあなたが何を思っているか知りたいだろうし、うまく説明できなかったとしても、「うまく説明できない。」ということを伝えれば、理解してくれるはずです。
私も、今回のことをふまえてお互いのためにも、昔のように積極的に意見を言おうと決意しました。
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