私のボーイフレンドのジョンはイギリス生まれ、イギリス育ちの生粋のイギリス人。
そんな彼とオーストラリア渡航を機に一緒に住むことになったのですが、毎日驚きの連続...
日本人の友達からは「外国人と一緒に住んでて何が大きく違うの?」という質問も多く受けました。
挙げると数え切れないほどあるのですが、今回は中でも特に驚いたことを5つ紹介していきます。
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5位 野菜の茎を食べない
ホウレン草を使った料理を出したところ、ジョンから驚きの言葉が。
「ねぇ、なんでほうれん草の茎が入ってるの?」と少し不満げに聞いてきました。
ほうれん草の茎って食べられるよね?それともほうれん草の茎を食べるのってうちの家だけだったのかな。と一瞬自分自身を疑いましたが、どう記憶をたどっても他の家庭でもほうれん草の茎を食べるはずだし、レストランや給食にも出てきたぞ、と思い出しました。
ただジョンが好き嫌いが多いからほうれん草の茎を食べないだけなんだと思っていましたが、一緒に住んでいたフランス人が料理をしているときにほうれん草の茎をゴミ箱に捨てているのを目撃して、ジョンが得意げに「ほら、ほうれん草の茎は食べるものじゃないんだよ」と言ってきました。
茎を食べないのはほうれん草だけではなく、ブロッコリーの茎の部分も食べません。
私からするともったいない話なので茎はジョンにはあげずに私が食べるか、こまかーく刻んで何気なく料理に混ぜました。
4位 食べる前に味付けをしてしまう
私がつくったご飯を一口食べる前に、しょうゆドボドボー...胡椒ドサドサー、ケチャップべちゃべちゃー...
せっかくいい感じに味付けしたのにな~。結構これって料理作ってくれた人に対して失礼じゃない?なんて初めは思っていたのですが、ジョンからしてみると全く悪気はないようです。
もともとイギリスの伝統料理は味付けをしていないものが多く、食べる人がそれぞれ塩コショウなどで味付けをしてから食べるということが多いようです。
その名残か、単に味が濃いのが好きなのかはわかりませんが、ジョンはレストランに行ったとしても一口食べる前から調味料をかけて、やっと口にします。
せっかく隠し味を入れたりして工夫した料理も別の味に変えられてしまうので複雑な気持ちですし、一口食べてから調味料足しても遅くないんじゃない?と思いますが、何も言わないでおきます(笑)
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3位 たべものを温めずに食べる
出来たてのごはんは熱々のまま食べるのがおいしいですよね。
残ったものは冷蔵庫に入れて次の日に電子レンジなどであたためて食べるとおいしさそのままで楽しめます。
お持ち帰りで買ってきた惣菜も電子レンジであたためたり、トースターで焼いたりして食べる人が多いと思います。冷え冷えの状態で食べたいとはまず思いません。
しかし、ジョンは冷え冷えの状態で食べても気にしない!
前日の残り物を冷蔵庫から取り出してそのまま口へ。サラダや野菜ならまだわかりますが、それがチリコンカンだったり、グラタンだったり、ピザも冷え冷えのまま食べます。
目の前に電子レンジがあるのに、たったひと手間かければおいしく食べられるのに。
本人に聞いてみると、昔からあまりあたたかいたべものを食べてこなかったかもということでした。
2位 卵を常温保存する
日本だと、卵をスーパーで買ってきたら冷蔵庫で保管する人が多いと思います。
私もいままでは卵は冷蔵庫で保管しなければいけないものだと思っていました。
しかし、ジョンは買ってきた卵を常温で棚の中に保管していました!他のシェアメイトも卵を棚の中に保管...
卵って常温で保管しても平気なんだなぁと感心していたら、もうひとつ驚きの発見。
それは卵の賞味期限の長さ。
日本で売られている卵の賞味期限が2週間程度であるのに対し、海外では一か月、長くて2カ月ほどあります。
ちょっと長すぎる、いくら賞味期限がそのように表記されていても実際悪くなっているんじゃないのかな...と不安な方はこちらを試してみてください。
水を張った容器に卵を入れてみてください。横になった状態で底に沈めばその卵は新鮮です。さかさに立った状態で沈んだ卵はなるべく早く食べる、もしくはゆで卵にしてください。そして、水に浮いてしまったものは傷んでいるので食べないようにしてください。
そもそもなぜ海外の卵の賞味期限はこんなに長いのでしょうか?
それは、日本の卵の賞味期限は生で食べることを前提にしているから、賞味期限が短めの設定になっているのです。
そのため海外で売られている卵の多くは調理されること前提で売られているので、生で食べないようにしましょう。
1位 食材にラップをしない
野菜を買っても一日で消費できないことありますよね。そんなときは半分に切った野菜をラップなどでくるんで保存すると思います。しかしまたもや私の概念を覆す出来事が...
冷蔵庫をあけると、半分に切られたトマトがそのままゴロン!レモンもゴロン!ふたのあいたお豆の缶もそのまま!
ジョンに注意すると、次からはちゃんとラップをするからという返答。
しかしまた別の日に冷蔵庫を開けるとトマトがそのままゴロン!
前言ったでしょ!と問い詰めるとどうやらジョンの仕業ではなく、シェアメイトのものだったよう。
その後別のフラットメイトも野菜をそのまま冷蔵庫にイン...
どうやら海外には野菜にラップをかけず、そのまま冷蔵庫にいれてしまう人がいるようです。
絶対に野菜が乾燥してしまうと思うんですけど…
まとめ
もちろん外国人だからといって全員が当てはまると言う訳ではありませんが、シェアハウスなどで別の国の人と住んでみるとこのようなびっくり体験をするのではないでしょうか?
私の場合は特にジョンと寝食共にする時間が長いので、驚くような発見もたくさんありました。
逆にジョンからしてみると私たち日本人の暮らしぶりに驚くことがあるかもしれませんね。
私は今、フィリピンでフィリピン人の彼氏と暮らしています。
食べる前に味付けしてしまうの、すごく分かります!
せっかく作ったのに味見もしないで先にケチャップなど付けられるの
すごく傷つきました。でもちささんのブログを読んでもう少し
心を広くしようと思いました(^O^)ありがとうございます。
コメントありがとうございます!私も最初のころは悲しかったです…。でも、相手に悪意がないのであればしょうがないかなって思うようになりました。今ではジョンのためにも食事の時に調味料3種類くらいテーブルに出しています。そしたら3種類全部使うんですけどね。(笑)私のブログが役に立ててうれしいです♪