イギリスを代表する料理と言えば、フィッシュアンドチップスですよね!
フィッシュアンドチップスは白身魚のフライとフライドポテト…ということはみなさんご存知かと思いますが、フィッシュアンドチップスに関して他に知っていることはありますか?
私はイギリスに来てからいくつかフィッシュアンドチップスについての発見があったので、今回はそれをみなさんとシェアしたいと思います。
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フィッシュアンドチップスについて
まず、フィッシュアンドチップスについて知っておきましょう。
フィッシュアンドチップスのお店ではだいたい白身魚は”Cod(タラ)”か”Haddock(コダラ)”のどちらか好きな方から選べます。
白身魚のフライと言ってもただのフライではなく、衣は”Beer Batter”いわゆる小麦粉+ベーキングパウダー+ビールで作られています。揚げると少しボリュームがあり、食べごたえのある衣です。
イギリスでは”Chips”と言えば太めのフライドポテトのことを指します。日本のケンタッキーのポテトみたいな感じです。
フィッシュアンドチップスはパブで食べるな?!
フィッシュアンドチップスはイギリス料理を扱うレストランやパブ、フィッシュアンドチップスのテイクアウェイ(お持ち帰り)のお店で買えます。
パブでフィッシュアンドチップスをオーダーしたところ、イギリス人の彼から「パブでフィッシュアンドチップスを頼むなんて!テイクアウェイの方がおいしいのに!」と言われてしまいました。
写真はパブで食べたフィッシュアンドチップス。
確かにテイクアウェイのお店で出てくるものに比べると小さいし、量も少ないし、値段も高いです。何より、魚のクオリティーがテイクアウェイの方がいい!身がぎしっと詰まっている感じがしました。
イギリス人にとってはフィッシュアンドチップを食べるならテイクアウェイショップで食べるべし!ということです。
フィッシュアンドチップスのお店の愛称
イギリス人は”Fish and Chips Shops(フィッシュアンドチップスのテイクアウェイのお店)”のことを”Chippies”という愛称で呼んでいます。
カタカナで書くと”チッピーズ”といったような響き。なんかかわいいですね♪
そんなChippiesは週末ともなれば大盛況…。日本人でいう、「飲んだ後のシメはラーメン」といったように、イギリス人にとっては「飲んだ後のシメはフィッシュアンドチップス」なんだそうです。
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フィッシュアンドチップスに何をかけて食べる?
フィッシュアンドチップスはそのまま何もつけずに食べてもおいしいです。ただ、なんか物足りない感じ…。
地元の人は何かしらをつけて食べるのだそう。
イギリス人に人気の味付けはこちら
- ソルト&ビネガー
- タルタルソース
- カレーソース
- ケチャップ・マヨネーズ
フィッシュアンドチップスにカレーソース?!聞いたことないよ…と思っていたら、メニューにありました。
日本のカレーとはちょっと味が違いました。辛くなくて、少ししょっぱかったです。ちなみに、カレーの味は地域によって違うようです!日本でいう関東と関西のうどんのつゆの違いのようなものでしょうか?
私はカレーソースに少しずつディップして食べましたが、イギリス人はカレーソースをドバっと上にかけて食べるらしい…。さすがにそれはできなかったです。
そして、一番人気のソルト&ビネガー。
ビネガーと言えば「モルトビネガー」
モルトビネガーとは、大麦の麦芽とトウモロコシの抽出液を発酵させたビネガー -ハインツ日本株式会社HPより引用
酸味はそこまで強くなくて、さっぱりとしている印象。ソルト(塩)との相性抜群です。
ソルト&ビネガーはテイクアウェイのお店で包む前にかけてくれました。
実はイギリス人、モルトビネガーをかけるのはフィッシュアンドチップスだけでなく、フライドポテト単品の時にもかけるのです。
私からするとフライドポテトといえばケチャップなので、ポテトにビネガーをかけるのに違和感が…。なによりせっかくカリカリのポテトがしなしなになってしまうのが少し残念です…。
おまけ
テイクアウェイのお店で買うと、このような紙袋に入れてくれます。
ご想像の通り、油が染みてきます…笑
イギリスに来た際は、ぜひテイクアウェイのフィッシュアンドチップスにチャレンジしてみてください!
フィッシュアンドチップスで有名なレストランやパブであればそれなりにおいしいフィッシュアンドチップスが食べられるそうですが、そうでない場合はだいたい冷凍の魚をフライにしてるんだとか…
テイクアウェイのお店ではだいたい魚に衣をつける作業をお店で行っているので、フレッシュでおいしいですよ!
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