海外でも日本食が人気になってきた中で、日本食っぽいものを日常の中で見かけることも多々あります。しかし、一歩日本を出ると目を疑うような”日本食”をあちことで見かけることもしばしば…
今回はイギリスのスーパーマーケットで手に入る”日本っぽいもの”を食べてみたので、食レポしていきます!
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すし
まずは世界中でも有名なおすしから。
こちらはイギリスの大手スーパーのひとつ、Morrisonsで購入した”Duck and Chicken Sushi Roll”
鴨肉と鶏肉の巻き寿司…日本ではまず見ない具材です。
見た目はカラフルで日本の寿司とはかけ離れているものの、イギリス人にはウケがよさそうな見た目。
向かって左がダック、真ん中は上からにんじん(?!)しそ的ななにか、きゅうり(うん、まとも!)右端がチキンとなっています。
ダックとチキンのすしはそれぞれカリフォルニアロールになっていますが、ダックのまわりにはニラのようなものが、チキンにはパプリカパウダーのようなものがまぶしてあります。
食べてみたが…お米が固い…なのにねちょねちょしててる…
一応酢飯になっているようです。ダックは甘辛い味付け、チキンはほぐされたものが入っているよう。
これは日本人誰もが寿司じゃないと口をそろえて言うでしょう。
感想→おいしくない(きっぱり)
カツチキンカレー
続いては、TESCOで見つけたこちら。
READY MEALと呼ばれ、温めてすぐに食べられるような商品です。
KATSUという文字に惹かれて買ってみたものの、カツじゃ…ない…?!
揚げ物らしきものは見つからない…(結果カツは入っていなかった)
電子レンジで4分ということなので、待っている間に説明文に目を通すことに。
Our Katsu Chicken Curry is flavoured with Chinese Five Spice?!
中国の五香粉というスパイスを味付けに使っているのだと…
日本のカレーじゃないんかいっと突っ込みを入れつつも読み進めていくと
Five spice is a blend of …….to bring sweet aromatic notes to Chinese dishes
いや、やっぱ中華料理とごっちゃになってるんかいっと二度目の突っ込みを入れつつ最後まで読むと
douzo meshiagare!って書いてある…
いや、やっぱり日本食意識してるの?!どっち?!…と混乱している間に4分が経ちました。
中華料理なのか、日本食なのかドキドキしながら口に入れると…
うん、これは東南アジア的なカレーだ。
タイやマレーシアで食べたことのあるようなカレーの味でした。
結果→どこの国を意識したカレーなのか結局わからなかった
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チキンラーメン
最後はカップラーメンに挑戦。
その名も「KABUTO NOODLES」
パッケージが兜をあしらったデザインでいかにも日本食っぽい。
CHICKEN RAMEN…チキンのラーメンらしいが、コリアンダーが入っているのが気になるところ。
(遠目でみると日本のコンビニで売られてるカフェラテに見えないこともない)
中はこのような感じです。
麺は細目、日本のカップラーメンとはどこか違った印象を受けます。
裏面を見ても、侍がどうたら空手がどうたらと書いてあって相当日本っぽく近づけているようで、カツチキンカレーと比べるとこれは期待。
なんか、全体的に黄色い?麺はわりとまっすぐしていてラーメンっぽいかも!
食べてみると、エスニック…
全然日本の味がしません。コリアンダーのせいでしょうか、どちらかというとベトナム料理っぽいような…スーッと鼻に抜ける風味。
よくよく食べ進めていくと、なにかの味にすごく良く似ている。
このにんにくとチリのコンビネーション、これはペペロンチーノだ!
ラーメンを食べているはずなのに、なぜかペペロンチーノのスープバージョンを食べている気持ちになりました。
結果→ラーメンというよりペペロンチーノに近かった
まとめ
今回は三つの食べ物に挑戦してみましたが、まとめて言うとどれも日本食ではないということが言えます。
日本食として売り出しているのではなくあくまでも日本風として売っているのか、それともこれが本当に日本食だと思って売っているのかが気になりますよね。
少なくとも日本人にとっては少しがっかりする味かもしれません。カツチキンカレーに関しては、商品の名前が違えば普通においしいと思える商品ですが他のふたつに関してはなにも言えません…。
イギリス人にも本当の日本の味をスーパーで手に入れられる日が来ればいいのになぁとひそかに願っています。
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