イギリス人彼氏、ジョンとともにオーストラリアはメルボルンへ渡航してきた私。
お互いにとってオーストラリアは初めて訪れたのですが、ジョンはオーストラリア(特にメルボルン)について
Australia is sunny and friendly version of England
(オーストラリアはイギリスの天気が良くてフレンドリーなバージョンだ)
と表現しました。
確かにオーストラリアは天気がいいし、オーストラリア人もみんなフレンドリー。
それ以外はイギリスに似ていると言っていたジョン。
かつてオーストラリアはイギリスの植民地であったことから、イギリスの文化に近いともいわれています。
メルボルンにもイギリス風の建造物が多く残っており、ジョンも母国イギリスにいるように感じたのかもしれません。
また、オーストラリア英語というものがありますが、こちらもイギリス英語がベースです。
イギリスへ行ったことのない私は勝手に、イギリスはオーストラリアみたいなものだろうとジョンの言葉を信じてイギリスを訪れることになりましたが、実際のところ…
全然ちがーーーう!
…となったので私が感じた、イギリスとオーストラリアの違いを5つ紹介します。
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一人前の量がすごく多い
以前、海外に住んだら太るってホント?でも紹介したように、オーストラリアのレストランの食事の一人前の量は多いです。
しかし、イギリスのレストランに行ってびっくり!
一人前の量が…もっと多いーーー!
オーストラリア、ニュージーランドと暮らしていてボリューム満点の食事には慣れたはずなのに、それを上回る量。
なんでも、イギリスはヨーロッパでも一番の肥満体国なんだとか。
(もちろんこれだけが原因ではなく、他にも肥満体国を納得させるようなことがたくさんありました。)
よくよく思い出してみると、オーストラリアのレストランでメニューを見ている途中によくジョンが言っていたこと、
「この食事、しっかりした量で出てくるかな~」
ボリューム満点のオーストラリアでさえ、食事の量を気にしていたジョン。
イギリスの食事の量になれていたら、そりゃあオーストラリアの食事の量にも不満を持つよな~。と、やっと意味が分かりました。
イギリスではそんな心配なく、ジョンでも少し食べきれないほどの量で出てきます。
煙突のある家が多い
メルボルンのシティ周辺にはイギリス風の建物がたくさん建っていますが、郊外のほうへ行けば住宅地はどちらかというとモダンな雰囲気。大きな家がたくさん建っていて、広々としていてアメリカの住宅地のような感じ。
それに対し、イギリスの住宅地には煙突のある家がいっぱい!
住宅の多くは古くから建っているようで、新しい住宅には煙突がなかったりします。
家の外観も茶色、白っぽいものが多く、町全体が茶色くてオーストラリアとは全然違いました。
茶色い街並みな中に走る赤い二階建てバスや、赤の電話ボックスがアクセントになってとてもかわいいです。
昔から建っている建物が多く、レストランで食事をしていると2階で人が歩いているのか、ミシミシと音が聞こえてきて、いつか天井が落ちてくるんじゃないかと少し不安になります。笑
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ビールが安い
海外のバーやパブでは、パイントかボトル(瓶)でビールを提供することが一般的。
(ピッチャー、ジャグもあります。)
パイント(Pint)とはいわばビールのグラスのことです。
イギリスでのパイントは568 ml、オーストラリアでは570mlのグラスです。ほとんど一緒です。
ちなみに日本の中ジョッキはだいたい350-500mlくらい入っているそうです。
ちなみにニュージーランドのパイントは少し小さかったような…
バーやパブではパイントにビールサーバーからビールを注いでくれます。
お酒をよく飲む私たちは、ボトルよりも量の多いパイントを頼むことが多いのですが、イギリスのパイントの料金にびっくり。
パイント一杯当たりの値段こちら
オーストラリア | 10ドル | 約863円 |
イギリス | 3ポンド | 約438円 |
(2016年12月12日現在のレートで計算)
安い!安すぎる!!!
お酒が好きな私にとっては最高の環境です。(笑)
イギリスって物価が高いというイメージがあっただけに、これはうれしい発見でした。
もちろんお店や地域によっては値段も多少変わってきますが、全体的にみるとイギリスの方がお酒に関しては安いようです。
また、今回は2016年12月12日現在のレートで計算したので、以前に比べ安く感じるのかもしれません。
ビッグマック単品が3ポンド、パイントと同じ値段なので、そう考えるとやはり568mlも入ったビールは安いですね。
日本車が少ない
オーストラリアへ行って、意外!と思ったことの一つが、日本車が多いということ。
新車から中古車まで、日本車がそこら中で走っています。
日本の車は世界でも有名で、いろいろな国へ輸出しているのだから、海外に日本車があるのは当たり前といえば当たり前なんですけどね…
しかしイギリスに来ても、オーストラリアに比べて日本車を見かけません。
そのかわりヨーロッパの車を多く見かけます。
やはり輸出の際の距離的な問題なのでしょうか、日本の中古車も見かけることはめったにありません。
オーストラリアやニュージーランドでは、それはそれは古い日本の車があちこちで走っていたのですが、イギリスではそのような光景も見かけません。
私は車に関しては全然詳しくないので、イギリスを走る車の中には見たことのないブランドのものがたくさんあります。
走る車の種類が違うだけで、街並みもガラリと違って見えます。
パブの数が多い
イギリスの街を歩いていると、至る所にあるすてきなかわいい建物。
ジョンに、これは何?と聞くと「パブだよ」という答えが。
もう少し歩くとまたかわいい建物が。「これもパブだよ」
…というやり取りがずっと続くほど、パブがいたるところにあります。
オーストラリアにあるパブの数は6033軒なのに対し、
イギリスには52,750軒ものパブがあります。
多すぎる…!オーストラリアよりはるかに面積の小さい国なのに、この数はすごい。
そして、私が今まで持っていたパブのイメージは大人のためのお酒を飲むところ。
しかしジョンはパブに朝ご飯を食べに行こうと誘ってきました
朝からお酒…?と思っていたら、家族ずれで混みあってる!
イギリスでパブは、生活の一部。家族で朝食、ランチ、ディナーを食べに来たりするようです。
ジョン的には、日本でいうとサイゼリアみたいなところだよ。と…(笑)
なるほど、家族で気軽に来れるファミリーレストラン的な位置づけかと納得しました。
もちろんパブにも種類があって、食事を提供するところ、お酒を飲むのがメインのところがあるようで、お酒がメインのパブではさすがに家族ずれは見かけません。
金曜日の夜は地元の人たちでとてもにぎわっています。パブはイギリス人から切っても切り離せない存在なのだなと実感しました。
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