イギリスの入国審査は世界でも一番厳しいと言われています。
最悪の場合日本に強制送還されることもありえる...とインターネットで調べているとザクザクそのような恐ろしい話が出てきます😰
日本人はイギリスへの観光での入国に、事前にビザを申請する必要がなく、イギリス到着後の入国審査のときに入国できるかどうかがわかるのです。
今回私はイギリス人彼氏のジョンに会いに約3か月(予定)イギリスを訪れる予定だったのですが、インターネットでの情報によると
- 彼氏に会いに来たというと即アウト
- 口が裂けても彼氏の存在を入国審査官に言うな
というアドバイスばかり😢
でも入国審査官にウソをつくのも気が引けるし、かといって入国拒否にあって強制送還されるのもいやだし💦
どうすればいいのでしょうか?
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入国拒否にあいやすい人の特徴
ネットでの情報によると、入国拒否にあいやすい人の特徴として
- 片道航空券で入国
- 身なりが汚い
- 所持金が少ない
- 長期間の滞在
- 恋人に会いに来た
の5つが良く挙げられています。
- に関しては、往復航空券を購入したのでok
- は大丈夫そう。
- は観光しに来たと言ってしまうと3か月分もないかも...
- 彼氏の存在を隠して観光しに来たと言ったとしたら、3か月は観光にしては長すぎる?
- 今回の私のイギリス訪問のメインの理由。うそをつくべきか?
ちなみに私は今回イギリスへは初めての訪問。
ネットだけでは確実な情報を得られなかったので、イミグレーションオフィスに電話で確認してみた
ネットでいろいろ調べてみたけれど、不明な点が多かったのでジョンがイギリスにあるイミグレーションオフィスに電話して聞いてくれました。
私たちの現在置かれている状況はこう
- 日本で出会った
- オーストラリア、ニュージーランドを共に1年ずつワーホリで渡航
- ニュージーランドのビザが切れるのでジョンはイギリスへ、ちさは日本へ帰国
- 3か月間の遠距離恋愛
- ちさが3か月イギリスを訪れる(予定)
- ジョンとともに日本へ帰る(予定)
以上のことをイミグレーションオフィスに相談すると返ってきた答えがこちら
- 入国審査ではウソをつかずに正直に話すべき
- ジョンが、私たちカップルの経歴や本当に付き合っているということ、ちさの滞在中は住む場所と経済的にもサポートをするということを説明した文書=Letterを書くべき
というアドバイスをもらいました。
ネット上では彼氏に会いに来たというなという話が出回っていますが、実際に彼氏に会いにイギリスに来るのは違法ではないし、隠す必要はないということです。
また、彼氏に会いに来たのに彼氏の存在を隠すなどの虚偽の申告をすると、ばれてしまったときに大変だということを言われました👆
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入国審査のために準備したもの
イミグレーションオフィスのアドバイスをふまえ、私たちが準備したものはこちら
- 帰り(3ヶ月後)の航空券のeチケット控え
- 滞在場所(ジョンの家族の家)の住所
- ジョンの電話番号
- 私の英文残高証明書
- ジョンからのLetter
- ジョンの残高証明書
- ジョンのパスポートコピー
5~7は、ジョンにメールで送ってもらって、それを印刷して持って行きました。
すぐに入国審査で聞かれたときに出せるように、手荷物に入れること!
スーツケースに入れて、預けないようにしましょう💡
いよいよ入国審査
イギリス、ロンドンガトウィック空港に到着。
ヒースロー空港の方は列が長くて入国審査に時間がかかると有名らしいですが、ガトウィック空港は列は空いていました。(朝の5時だったからかもしれません。)
Next! と呼ばれ、入国審査官のもとへ。
パスポートと、機内で記入した入国カード(Landing Card)を渡す
入国審査官 (入国カードの滞在日数をみて)「85日間滞在、何しに来たの?仕事?勉強?」
わたし 「いいえ、ボーイフレンドに会いに来ました」
入国審査官 「彼は何をしている人なの?」
わたし 「今は働いていないけど、短期間でできる仕事を探し中です。3ヶ月後私と一緒にイギリスを離れるから。」
入国審査官 「どこに滞在をする予定?」
わたし 「住所は○○で、彼の家族の家です」
入国審査官 「彼とはどこで出会ったの?」
わたし 「日本です」
入国審査官 「最後に彼に会ったのはいつ?」
わたし 「3か月前」
入国審査官 「どこで?」
わたし 「ニュージーランドで」
入国審査官 「どうしてニュージーランドで?」
わたし 「オーストラリアとニュージーランドを一緒に旅行していたから」
入国審査官 「一緒に旅をしてるのね~。彼はイギリス人?」
わたし 「そうです」
入国審査官 「彼の電話番号と名前を教えて」
わたし 「○○○で×××です」
入国審査官 「所持金はいくら?」
わたし 「(私の残高証明書を見せながら)ボーイフレンドもサポートしてくれます」
入国審査官 「ボーイフレンド働いてないのにどうやってサポートするの?」
わたし 「貯金があります」
入国審査官 「どうやって貯金できたの?」
わたし 「オーストラリア、ニュージーランドで働いていたから」
入国審査官 「あーok、ポンポン、はいどうぞ」
入国審査下りました~!!!✨✨✨
パスポートを確認すると、イギリスへの6か月の滞在許可のスタンプが押されていました。
入国審査には5~10分くらいかかったと思います。
審査官の女の人は、「彼の家族に会ったことある?会うの緊張するでしょ~」など、少し和やかな会話を入れてきたと思いきや、私の返答に鋭いまなざしで質問を返したりしてきて、終始ひやひやしましたが、なんとか入国審査をクリアできました。
【結果】彼氏に会いに来たと言っても入国できた
今回はジョンからのLetter、ジョンのパスポートのコピー、ジョンの残高証明書を見せる必要はありませんでした。
しかし、入国審査官によってはより突っ込んだ質問をしてくる可能性があるので、準備しておいた方がよさそうです。
また今回思ったことは、入国審査官の質問をよく聞いて、適当にYesと答えないこと!
私の最初の質問でもあるように、働きに来たの?勉強しに来たの?という風に質問される場合があるので、観光できたのにYesと答えてしまうと誤解を生むことにもなりかねません。
英語が得意でないという人は、予質問に対する答えを書いた紙を持って行って、入国審査官に見せるというのも手かもしれません。
イギリスの入国審査こわい!と不安に思っている人に少しでも役に立てればと思います。
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