ジャパレスってあまりいいイメージないけど実際のところどうなの?ジャパレスで働くメリット、デメリット

ジャパニーズレストラン、通称ジャパレス。

オーストラリアやニュージーランドにはみなさんが思う以上に「ジャパニーズレストラン」がたくさんあります。

英語力向上を目的にする人にとっては、日本人ばかりの環境の中で働くのに抵抗を感じたり、もしくは英語力に自信のない人にとっては、言語の壁を気にせずに抵抗なく働ける場所であります。

ネット上や口コミではいろいろな意見がありますが、実際のところどうなのでしょうか?

まずはメリットから紹介していきます。

 

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なじみのあるメニューだからメニューを一から覚える必要なし!

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ジャパレスではもちろん、日本料理を売っていますよね。創作日本料理的なのもありますが、ほとんどは日本ではなじみのメニューが多いと思います。

私はオーストラリア渡航後にイタリアンレストランで働いていたのですが、そこはイタリア人が経営していたこともあり、メニュー名はほとんどイタリア語でした。メニューを覚えるのも大変だったのですが、なによりお客さんにどんな食べ物か聞かれたときに答えるのが大変でした。

もし、カツドンってどんな食べ物?って聞かれたとしたら、豚肉をパン粉でまぶしたものが揚げたものがご飯の上にのっていて卵でとじられたものとすぐに答えられると思います。

しかし、ラビオリってどんな食べ物?と聞かれた際に、すぐにどのような食べ物か説明するのは難しいですよね。

その点ではジャパレスで働くことで、メニューをいちから覚えるというストレスはないということがメリットであると言えます。

 

まかないで日本食を食べられる

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海外で生活していると無性に日本食が恋しくなるんです...

まかないを出してくれるジャパレスで働いているといつでも日本食を食べることができます。

イタリアンレストランで働いていた時もまかないを出してもらっていました。ピザやパスタを食べられるのは最初のうちはよかったのですが、さすがに毎日となると飽きてくる...というより身体が受け付けなくなってきました。(笑)

日本食だったら食べ慣れているので、毎日食べても飽きることなく経済的にもとても助かりました。日本食をレストランで食べようとすると結構高かったりするんですよね...特に日本では500円くらいで食べれそうな丼ものに12ドル近く払わないといけないのでなかなか食べる機会がなかったり。

仕事の後にまかないで日本食を食べられるのはかなり嬉しいことですよ!

 

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日本人と出会える

私の場合は特に、語学学校も行かずにジョンと暮らす日々だったので日本人と出会う機会もあまりありませんでした。

英語力向上に躍起になっていたときは最高の英語環境!と喜んでいたのですが1年くらい経つと日本人、日本語が恋しくなってきました。

ニュージーランド渡航後に勤めたジャパレスは日本人スタッフがたくさんいたので、日本語で会話することも多く少し気分が晴れたような気がしました。やはり日本人同士でしかわかりあえないような話もあったり、英語だともどかしくて言えないようなこともなく、ストレスフリーで会話ができることは嬉しかったです。

日本人とたくさん出会うにはやはりジャパレスで働くのが手っ取り早いのでしょう。

さて、メリットをふまえて続いてはデメリットに移りたいと思います。

 

英語環境ではない=英語が伸びない

ワーホリで来ている人の多くは英語力の向上を目標にしているでしょう。そのような人にとっては日本人スタッフが多く働くジャパレスは英語を学ぶのに良い環境ではないかもしれません。

どうしても日本人同士では日本語で会話する方が楽なので、英語を使う機会が減ってしまいます。出会う人も日本人ばかりになり、働いている時だけでなく休日も日本人とばかり遊ぶことで、「あれ...私何をしにオーストラリアに来たんだろう」と感じてしまうことも...

そのようなことが多いからか、ネット上でもジャパレスで働くことに抵抗がある人も多いようです。

しかし、そのようなことはありません。

私はオーストラリア、ニュージーランド共にジャパレスで働いた経験があります。

オーストラリアでのジャパレスのオーナーはチャイニーズ系オーストラリア人でした。スタッフも見た目はアジア人だけどオーストラリアで育った人ばかり。イギリス出身の子も働いていました。

日本人は私一人。つまり日本語を一切使うことなく、会話はすべて英語

ジャパレスなのに、最高の英語環境でした。お客さんも地元のビジネスマンばかりなので日本語を使うことは一切ありませんでした。

ニュージーランドでのジャパレスでは、日本人とキウイの夫婦がオーナーでスタッフのほとんどは日本人でした。

キッチンスタッフはほぼ日本人、会話も日本語でスタッフによっては英語を一切話さなくても働けるんじゃないかなという感じでした。しかし私はカウンター業もまかせてもらえたこともあり、接客では100%英語でした。

このように、ジャパレスはジャパレスでも日本人が働いていないところや、スタッフは日本人が多いけれど接客では英語が必要なところがあります。

それなので一概に、ジャパレスで働く=英語環境でない=英語が伸びないではないのです

 

時給が低いところが多い

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こちらも一概には言えませんが、一般的に見てジャパレスの時給は、ローカル(オージーが経営しているところ)に比べると低いです。中には最低賃金以下のところもあります。

そこは割り切って働くのか、もしくはお給料はきっちりもらいたい!と思って別のところで働くのかのどちらかです。

中には、どうせどこも雇ってくれないんでしょ?と私たち外国人の足元を見て低い賃金で働かせてくるところもあります。

みなさんは安い賃金で働くためにオーストラリアンに来たわけではないですよね?悪徳なレストランで時間を無駄にせずに、ワーホリライフを楽しみましょう!

しかし、私の知り合いの中ではジャパレスできちんと最低時給以上のお給料をもらい、しっかりと稼いでオーストラリアを旅行してまわれるくらいに貯金した人もいます。ジャパレス=時給が低くて稼げないということはありません

面接やトライアルの時に時給や、勤務体制、勤務時間についてはしっかりと確認しておきましょう。

 

まとめ

私は渡航前にジャパレスでは絶対に働きたくないと思っていました。ジャパレス=日本人スタッフばかりで英語を学べないと思っていたからです。実際にそのようなジャパレスもあるかもしれませんが、そのようなところばかりではないです。

インターネット上には、ジャパレスでは英語は学べないというような記事を多く見かけましたが,そのようなことはないと伝えたかったので今回記事にしてみました。

ぜひ、これを機にジャパレスに対する見方を変えていただけたら幸いです!



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